空手の型には、それぞれに意味や物語が込められています。私が大好きで、下手な演舞の中でも、まぁとりあえず自信があるのが「バッサイ(抜塞)」。力強くて迫力のある動きが特徴の人気の型であります。今回は、硬式空手道で伝承されているバッサイについて、歴史と実際の動きをやさしくご紹介します!
🏯バッサイの歴史とルーツ
「バッサイ」は漢字で「抜塞」と書き、「砦を突破する」という意味があります。つまり、敵の防御を打ち破って突き進むような力強い型なんです!
この型は、沖縄空手の中でも特に首里手系に多く見られ、糸洲安恒や松村宗棍といった空手の祖たちによって伝承されてきました。流派によって「バッサイ・ダイ(大)」と「バッサイ・ショウ(小)」の2種類が存在し、技の構成や動きに違いがあります。
私の流派では古式のバッサイをベースに、硬式空手の実戦性を意識した演武が行われています。
バッサイは、型の中でも比較的長く、動きのバリエーションが豊富。型の中に「攻め」と「守り」の両方の要素をバランスよく取り入れています。
主な動きの流れ:
- 力強い前屈立ちからの中段突き 型の冒頭では、しっかりと腰を落とした前屈立ちで突きを繰り出します。ここでの気合いが型全体の印象を決めると言っても過言ではありません!
- 素早い方向転換と受け技 左右への切り返しが多く、相手の攻撃を受け流す動きが連続します。久高派では、背刀受けや下段払いなどを鋭く行うのが特徴です。
- 掴みからの崩しと反撃 相手の腕を掴んで引き寄せ、肘打ちや突きで反撃する動きも含まれていて、実戦的な応用が可能です。
- 連続蹴りと跳び込み技 中段への蹴りから、前方への跳び込み突きへとつなげる流れは、スピードとタイミングが命。硬式空手の試合でもよく使われる技術です。
- 終盤の静と動の切り替え 最後は、ゆったりとした動きから一気に鋭い技へ。緩急のある演武が、型の完成度を高めます。
🧘♂️型は「技の宝箱」
私の流派では、型を組手のベースとして捉えています。バッサイの中には、突き・蹴り・受け・崩し・投げなど、空手の基本技がぎっしり詰まっていて、組手への応用もばっちり。繰り返し稽古することで、技の意味や使い方が自然と身についていきます。
バッサイは、硬式空手道の中でも人気の高い型で、力強さと実戦性を兼ね備えた魅力的な演武です。初心者でも基本の動きから丁寧に学べるので、安心してチャレンジできますよ。もし空手に興味があるなら、まずはこの型から始めてみるのもおすすめです!