
動詞の時制って、中学英語の最初に習ったよなぁ…
be動詞の現在形・過去形、一般動詞の三単現のs、そして不規則動詞の変化表をノートにびっしり書いて、テスト前に暗記したあの頃。あれからもう40年近く経ったなんて、ちょっと感慨深いです。
そこから高校大学を出て、大学院への留学を決意するまでに10年以上。結局英語はまったく伸びず苦手なまま。大学のクラスでは英語の成績はビリ。今思えば、大学まで私は一体何をしていたんだろう…と苦笑いしか出ません。まぁ、日本の大学だったし、英語を使う機会なんてほとんどなかったですしね。
そして50代になった現在。英語の「動詞の時制」と「不規則変化」は、今でも日常のビジネス会話で頻繁に登場します。過去・現在・未来の時制がごちゃ混ぜになってしまって、「あー、今の話、相手にちゃんと伝わったかな…」と反省することもしょっちゅう。でも、会話を止めたくないから、そのまま話し続けてしまう。そんな自分に「あーまたやっちゃったな」と思いながらも、少しずつでも改善していこうと、初心に帰りVol.2を書いています。
◇英語の「動詞の時制」とは?
英語の動詞は、時制によって形が変わります。基本は以下の3つ:
- 現在形:I work / She works
- 過去形:I worked / She worked
- 未来形:I will work / She will work
さらに、完了形や進行形なども加わると、時制のバリエーションは一気に広がります。
- 現在完了:I have worked
- 過去完了:I had worked
- 未来完了:I will have worked
- 現在進行形:I am working
- 過去進行形:I was working
- 未来進行形:I will be working
TOEFLやTOEICでは、これらの時制の使い分けが頻繁に問われます。特に完了形は、時制の感覚が日本語と異なるため、苦手意識を持つ人も多いのではないでしょうか。
◇不規則動詞の変化:覚えるしかないけど、覚え方はある!
英語の動詞には、規則的に変化するもの(play → played → played)と、不規則に変化するものがあります。以下は代表的な不規則動詞の例:

これらは、暗記するしかない…というのが正直なところ。でも、覚え方のコツはあります:
- グループで覚える:go-went-gone、come-came-come のように、似たパターンでまとめる
- 例文で定着:”I have gone to New York.” のように、文脈で覚える
- 音で覚える:リズムに乗せて口ずさむと記憶に残りやすい
- 間違いを恐れない:間違えても、気づいて直せばOK。むしろ、間違いこそが記憶のフックになる
◇TOFLEのライティング・スピーキングでは時制は超重要!あたりまえですが改めて。
TOEFLのライティングやスピーキングでは、時制の使い分けが評価に直結します。私も最初は、過去の話を現在形で書いてしまったり、未来の予定を過去形で話してしまったり…。英語クラス単位取得の条件付きで大学院のゼミと並行して受けていたESLの先生に「時制がバラバラでわけわかんない」と言われたこともありました。(笑)
でも、逆に言えば、時制を意識するだけで、英語力は一段階アップします。TOEFLのスコアも、時制の理解が深まるにつれて、徐々に伸びていきました。
◇ということで。基礎に戻ることは、英語力前進の第一歩!
動詞の時制と不規則変化は、英語の「基礎の基礎」。でも、基礎だからこそ、日常会話やビジネスの場面での影響は大きい。今さら…と思わずに、もう一度しっかり向き合ってみることで、英語力は確実に底上げされます。
遅すぎることなんてない。一緒に、もう一度学び直してみましょう!
次回Vol.3では、TOEFL読解力アップのための「読解のコツ」について、私の実体験を交えながら紹介します。文法だけでなく、読解力がスコアにどう影響するのか?そして、どうすれば「読む力」を鍛えられるのか?お楽しみに!
~MEDIA50s語学・留学特集シリーズ予定~
- 名詞の不規則変化(Vol.1)
- 動詞の時制と不規則変化(今回)
- TOEFL読解のコツ(次回)
- スピーキングで差をつける表現
- 留学後のキャリア形成と英語力
ご感想やご質問があれば、ぜひコメント欄へ。次回も一緒に学びましょう!